お子さんの場合は、日中のおしっこが近いということを考慮すると、膀胱に
しっかりとおしっこをためることができなくなっているのではないかと思われ
ます。この膀胱型かどうかをみる方法としては、寝る前に排尿させて、そのうえで一晩の尿量を実際にはかる必要があります。
そのためには、寝る前に排尿させ、おむつをして、朝目ざめたらおむつの重さをはかり(元の重さを引く)、それと朝一番の尿量を足して一晩の尿量とします。この尿量が200cc以下ならば、明らかに機能的な膀胱容量が小さいタイプということになります。
膀胱の小さいタイプということがはっきりした場合には、膀胱を大きくするためにおしっこのがまん訓練が必要になります。これは、帰宅後トイレに行くときに排尿をがまんさせて、ぎりぎりまでがまんさせた上トイレに行かせ、そのときの尿量が250ccまでためられるように訓練するというものです。
一晩の尿量が多く、しかも膀胱が小さいという混合型の場合もあります。
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