6歳の男の子、
病気で入院してからまたおねしょが始まったのですが?

6歳の男の子です。夜のおしっこは3歳半ごろにはしなくなりました。
ところが5歳半のときに、かぜから肺炎になって10日ほど入院してから
また始まってしまいました。
そのときは、ベッドでずっと点滴をうけていたのです。
入院中、ほぼ毎日おねしょをして、2日目から夜間はおむつをあてられ
ていました。その後退院してからも、おねしょがずっとつづいています。

親子でスキンシップを。

点滴をずっとしていたために、おしっこに行くのがままならなかったり、
点滴の水分のために尿量が多くなっておねしょをしてしまったのかも
しれません。あるいは「おしっこ」と声をかけても、たまたま看護婦さん
の手がなくて、もらしてしまったのかもしれません。
ともかく、結果として失敗が続いたうえに、おむつをあてられるという
屈辱的な扱いをうけてしまったのが、ストレスとなっていたのだと思い
ます。それに検査や採血などのつらい思いや、初めてお母さんと離れて
入院生活をおくるという心細い思いなどが重なって、心理的なストレスが、
おねしょを長びかせているのだと思います。
この場合は、おねしょがあってもいっさい叱らないこと、入院中のストレス
を克服するために、親子でスキンシップを充分にとり、思いっきり子どもの
相手をしてあげることです。このようなおねしょは子どもの気持ちが安定
してくれば、なおっていきます。